【季節・期間限定】ドイツ人が愛する白アスパラ 食べられる時期は?

ドイツ

ドイツの春の楽しみは、白アスパラ

日本人が桜を待つようにドイツ人は春の白アスパラを楽しみにしています。

どのくらい楽しみにしているかというと、待ちきれずに気候の温暖なスペイン産の白アスパラがフライングでスーパーに並び始めるほどです。

3月の終わりから4月初旬、ついにドイツの国産白アスパラが登場すると、野菜コーナーの一番目立つ場所に置かれて、Aus Deutschland!!ドイツ産‼︎)というポップ アップで盛り上げます。

白アスパラ料理

近年は日本のスーパーでも見かけるようになりましたが、ドイツではどのように食べられているのでしょうか。

-白アスパラのスープ
-白アスパラのサラダ
-白アスパラのオーブン焼き
-グラタン、パスタなどなど

こちらは私が以前ドイツに出張したときにレストランで食べた白アスパラ料理です。

白アスパラとサーモンとジャガイモのプレート

白アスパラはタルタル系のソースがかけてあり、柔らかくとてもジューシーでした。
そしてサーモンはレモンでさっぱりとしていて、白アスパラとは最高の組み合わせです。

日本の白アスパラとは甘さ、みずみずしさ、食感、太さ、長さが全く違うので、ぜひ現地で食べてみてください。

何月何日まで食べられる?

さて、冒頭でドイツ産の白アスパラが食べられるようになるのは3月末から4月初旬と書きましたが、ここで重要なのが、いつまで食べられるかということです。

なぜなら、ドイツではアスパラを収穫する最終日が決められているからです。

白アスパラの時期

始まり: 3月末から4月初旬頃
終わり: 6月24日

実は先ほどの写真のお料理を食べたのは6月21日だったので、ぎりぎり間に合いました。

ちなみに6月24日はキリストより半年前に生まれたとされる聖ヨハネの誕生日(Johannistag)なので、ドイツ人には記憶しやすいのかもしれません。

なぜ聖ヨハネの誕生日が収穫最後の日?

この6月24日というのは初霜が降りるまで約100日というタイミングなんです。
初霜が降りるまでの期間にアスパラは翌年再び成長するための力をつけるので、最低100日間はないと翌年収穫できなくなってしまうとのこと。

翌年もちゃんと収穫できて、尚且つぎりぎりまで食べられる、そんな絶妙のタイミングを見つけ出したのですね。
こういうところがドイツらしいなと思います。

おまけ ドイツ土産にも!


ドイツに行くのは白アスパラの時期じゃない …という方にも手軽に雰囲気を味わってもらえる商品をご紹介。

こちらが皆さんご存知クノールから出ている、インスタント白アスパラスープです。

スープの作り方

1袋で2人前を作ることができます。

お鍋で沸かした500mlのお湯に白アスパラのスープの素を加えて5分混ぜるだけ!
こちらは年中スーパーで購入できます!笑
軽くて小さくて、ちょっとしたお土産にもぴったりです。

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