この記事では
この記事ではドイツを訪れて散歩やハイキングをする際に気をつけたいことを紹介します。
ドイツの魅力
ドイツの都市構成は日本のように大都市に偏ることなく、小規模の街でも劇場やコンサートホールといった文化的な活動までできるところが魅力です。
人口が一極集中になっていないので、首都ベルリンでも中央駅近くにウサギが住んでいるほどで、電車や車でほんの少し離れれば秋には森でキノコ狩りが楽しめるのがドイツです。
こんな動植物に要注意
自然を身近に感じられるドイツ。週末を待って遠出しなくても、ちょっとした時間に散歩やハイキングが楽しめる街が多いです。
しかしながら、ところ違えば日本にはない厄介な動植物も存在するのです。
西洋イラクサBrennnessel(別名:ニトル)
住宅街のちょっとした茂みにも生えています。この植物にはとても細い棘(刺毛)が生えていて、皮膚に触れるとチクチクして赤くなってしまいます。とても細かいので一本一本抜くというわけにもいかず、かといって無視できるほどの軽いチクチクでもないため大変厄介です。
特に小さな子どもが触ってしまった場合には、次のような処置がドイツで紹介されています。
一番にはとにかく冷やすこと。さらにタオルを冷水につけて患部を軽くこすると、痛みの緩和に効き目があります。
また、薬局で売っているジェルを冷やしたものは患部の腫れと痛みを和らげてくれます。Reformhausなどで取り扱っている ジェル(Spitzwegerichsaft)は患部に塗り擦り込むことで痛みを緩和させてくれます。
余談ではありますが、そんな厄介な西洋イラクサは、実はお茶で飲むとデトックス効果があり女性には嬉しいこと尽くしのハーブなのです。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください!!👇
https://zukkyun-doitsu.com/ドイツのハーブ・フルーツティーおすすめ4選
マダニ
ダニは日本の藪などにもいますが、ドイツの森や庭にも生息しています。マダニが好むのは、気温14度から23度で湿度が90%ほどの環境ですが、 ハイキングシーズンだけでなく、ラインタール(Rheintal)と呼ばれるボーデン湖の南の地域では、7度を下回る冬でもダニが活動していることが分かっています。
主に、マダニによって媒介される人獣共通の細菌による感染症ライム病(Borreliose)、マダニに噛まれることで感染するダニ脳炎(FMSE)があります。
マダニは高さ1~1.5mの草木に潜んでいるので、予防方法としては、 ドイツ人ハイカーによく見る半袖半ズボンスタイルは夏でも避けることや、 事前の予防接種(ダニ脳炎)、危険地域情報を調べておくこと、ダニ除けスプレーがあります。
噛まれてしまった場合、ダニ除去用のピンセットを使用し取り除きます。取れない場合や、噛まれた後に風邪のような症状が出た場合は医療機関に受診しましょう。
気候
さすが北に位置する国なだけあり、イースターの時期(4月頃)に雪が降ることもあるのがドイツです。天気予報をチェックしつつ、装備の準備をしましょう。
また無理をせず延期・中止する、というのも一つの選択肢です。
まとめ
装備や服装はとても大事特にドイツに短期間滞在する場合は気候に体が慣れていないこともあるので、現地の人以上に備えて、ケガなく安全にアウトドアを楽しみましょう。また事前の訪れる場所についての情報収集は抜かりなく行いましょう!
✓靴
✓上着(ジャケット)
✓セーター
✓長袖/長ズボン
✓帽子/手袋
✓日焼け止め/サングラス
✓雨具
コメント